メトロ・フィリピンの インターンシップ(研修)に参加して(その2)

2018年秋にフィリピンでインターンシップに参加されました高嶋千絵様からのレポート―その2

参加したきっかけ 「こたえはここにある!」

研修生の私も、司会やメッセージをさせていただきました。いろいろなドラマがありましたが、ここでは一つだけご紹介させていただきます。

ある日、道端教会学校が終わって、片付けやミーティングを済ませ、みんなでその場を去ろうとしたとき、一人の女の子が私の服を引っ張りました。「どうしたの?忘れ物?」と聞くと、首を横に振ります。その次の週も、そのまた次の週も、終わった後にやって来て、同じように服を引っ張るのです。何か話したいことがあるようでしたが、どうしても話せないようでした。そして、私が研修を終えて日本に帰国すると、その子からSNSを通してメッセージが届きました。やはり何気ない会話のやりとりが続くので、私は思い切って彼女に聞いてみました。「何かあった? 話したいことがあるんじゃない?」そう聞くと、彼女はこうこたえました。「私を愛してくれている神様は好き。でも、人間といるのはどうしても嫌だった。みんな私のことが嫌いだから。でも、あるとき道端教会学校のお話しを聞いて嬉しかったの。愛されるのを待っていないで、私から愛していくことを神様は喜ぶっていう話。それは、今まで私がしていなかったことで、これからの私にはできることだって気がついた。嬉しかった。だから私は、それを教えてくれたあなたを愛そうと思って…ずっと言いたかったことはね『千絵、ありがとう』だよ。」

涙がとまりませんでした。彼女はいつもうなだれていたし、笑顔も見せなかったので、悩みごとがあるのだとばかり思っていました。そうではありませんでした。神様が彼女に触れておられたのです。私はつたない英語でしか伝道することができませんでした。しかし、だからこそ私の力ではなく、これが神様の業であったことが明確にわかります。彼女の信仰が彼女をなおした。心から感謝です。

たくさんのドラマがあった道端教会学校。神様は、研修を終えた今でもその恵みを見せ続けてくださっています。

次号へ続く(次号からも充実した体験談をお届けします)

道端教会学校(司会・バイブルメッセージ)
司会をするときはタガログ語、メッセージをするときは英語で。脳は常にフル回転。たまに逆回転。そんな私をいつも神様は助けてくださいました。「絶対できる!」そう信じることさえできれば、あとは神様と一緒に全力投球!
道端教会学校…いつかきっと日本でも! 祈りましょう!!


道端教会学校(賛美の時間)
涙を流しながら、声のかぎり賛美をする子どもたち。神様が喜ぶ賛美は、きっとこういう賛美なのだと思います。
家族を亡くした子、生活の糧を求める子、それぞれに背景がありますが、そんななかでも「あなたは素晴らしいお方です」と神様に賛美します。ハレルヤ。

道端教会学校(お祈りの時間)
子どもたちは神様との交わりを楽しみにしています。一箇所、毎週300人くらい集まります。終わった後には、スタッフが手を置いて個人的にとりなしの祈りもします。教会学校のチラシに祈祷課題を書いてくる子もいるので

道端教会学校(紙芝居の時間)
バイブルメッセージが終わったら、それでおしまいというのが通常の教会学校。メトロはそこに紙芝居をオリジナルで作成し、毎回まねきまでもっていきます。

道端教会学校(配給)
教会学校が終わると、毎回給食が配られます。おかゆ、まめごはん、パン。私たちが食べているものとは味も質も違います。高級ではなくても、手作りのぬくもりを感じながら、嬉しそうに食べている子どもたちを見ると、こちらも嬉しくなります。

道端教会学校(片付け)
「僕も神様のお仕事がしたい」…そう言って掃除を手伝ってくれました。おいしい給食をもらったばかりなのに、それを置いてやってくれました。それにつられて周りの子どもたちも参加。ベトベトのゴミを素手で拾う姿も。

生まれたときから最悪の住環境の中で育ち、子どもたちにはそれが世界のすべてです。でも、メトロの黄色いトラックがやって来ると、最高に楽しいときが始まります。

ぜひフィリピンの現地ツアーにご参加ください。直接メトロの働きを見て、子どもたちに会えば、サポートの意義を実感できます。