ビル師からのメッセージ「救いの手を」(2019年5月)

ハガイ書第2章4節にはこうあります。

「強くあれ。この国のすべての民よ。仕事に取りかかれ。わたしがあなたがたとともにいるからだ。――万軍の主の御告げ。――」

その通り、主は私たちと共におられます。スラム街での活動を始めるたびに、ケニアの小学校に行くたびに、マニラのごみ捨て場に行くたびに、主は私たちと共におられるのです。そして、主が共にいてくださるから私たちは救いの手を差し伸べることができます。どのように見えたとしても、その手はまさに、子どもだった私に差し伸べられた手と同じなのです。

 

私の経験は何度もお話ししていますから、完璧におぼえてしまった方もいらっしゃることでしょう。しかし、またこうして、サマーキャンプの重要性を証ししないわけにいきません。なぜなら、そのキャンプの夜の私は、誰からも必要とされていない、誰からも祈ってもらえないような子どもだったからです。

祭壇の前でひざまずいた私は、こう語りかけました…「イエス様、もしあなたが私をお用いくださるのであれば、私はこれからの人生をあなたのために生きてゆきます」。

それが、すべての始まりです。

どうか、お祈りください。そして、行動してください。この夏、何人の子どもたちに神様と出会わせてあげられるでしょうか。日常から離れ、賛美に満たされるひとときには、子どもたちの人生を変える力があるのです…この先ずっと。

どうかこの夏、子どもたちを主の御前に連れて行ってあげてください。あなたのご協力があって、初めて実現できることです。

心を込めて

ビル・ウィルソン