アメリカのブックバッグをご支援ください(2017年6月)
新年度に向けての学用品支援
支援が必要な理由
アメリカでは、公立の学校では高校卒業まで無料で教育を受けることができます。
しかし日本同様、教科書や文具の消耗品などが必要になってきます。それを準備するのは、貧しい親にとっては悩みの種である場合が多いのです。
それ以外に、豊かな国に特有な問題もあります。
日本でも最近問題になり始めていますが、他の極貧の国と違って、住む家や社会保障があったり、何らかの仕事を持っていて、生きていくために必要な収入がある場合がほとんどです。
しかし、それを何に使うべきかを理解していない親が多いのです。
育児や教育に関心がなく、自分の欲求を満たすためにお金を使い果たし、学用品を準備しなければならないことを忘れていたり、そのつもりが最初からなかったりします。
そのため、新学期が始まろうというのに、子どものために何も準備をしないのです。
子どもには親の事情はわかりません。家が貧しくて学用品が準備できないという理解くらいしかできません。
何も持たずに学校へ行けば、子どもは貧しさを恥じ、ノートや鉛筆などがなくては授業に付いていくこともできなくなります。
勉強をしていなければ、きちんとした職に就くこともできず、親と同じ道をたどることになってしまいます。
また、学校に行かなくなると、すぐに悪い大人の餌食になってしまいます。
子どもたちが楽しく学校に通えるよう、準備をさせていただきたいのです。