メトロ・ワールド・チャイルドNY本部の4ヶ月研修を受けて(2015秋) (その7)

2015年秋にアメリカのNY本部でインターンシップに参加されました田中純花様からのレポート―その7

今回は、現地で実際に研修を受けられた田中様の、素直な感想やアメリカの現状をお伝えします。

予期せぬ自己変革

メトロの日曜学校は、私が思っていた以上にダイナミックで、体を張る必要があり、安いプライドなどには構っていられませんでした。はじめは日本人的な性格、自分の恥ずかしいと思う心を変えようなどとは思ってもみませんでした。子供たちにハグをすることさえ抵抗を感じました。

でも、もし自分が大声で歌い、踊り、子供たちにハグをして愛していることを伝えることで、子供たちが福音を受け取り、愛を感じるのならば、自分自身を変える必要があると気づき、そのことが私を大きく変えました。

スタッフには、様々な性格の人がいて、当然元々静かな性格の人もいれば賑やかな人もいます。でも、それぞれが自分の肉に死に、崇高な目的のためにやれることはなんでもやろう(Whatever it takes)という精神を見ることができました。

苦労して築いた家族との信頼関係

はじめは文化の違い、アフリカ系、ヒスパニック系の家族の英語が聞き取れない、など様々な理由から、関係を築くことに難しさを覚えていました。また親御さんも、当然今まで私が日本で見たことのあるような方々ばかりではなく、家の中の散らかり具合、話し方に唖然とする日々が続きました。

でも、毎週訪れるうちに、福音に対して乾く心を持つ家族、心を開く子供たちと出会うようになりました。ある家族などは、私を家の中に迎え入れ、一緒にクリスマスの飾りつけをしたり、家族関係の悩みなどを分かち合ってくれるようになり、日本に帰る時には親御さんから「継続して息子に心を注いでくれてありがとう。アメリカに帰ってきたらぜひ連絡してください」とまで言っていただけるような関係を築くことができました。

イメージと現状とのギャップ

私にとって難しかったのは、助ける相手、福音を伝える相手がいつも尊敬できるような、素晴らしい人々ではなかったということです。それは当たり前のことだと思われるかもしれませんが、私の中では、貧しいかわいそうな状況で育った感謝あふれる人々に福音を伝えるのだというような気持がありました。

しかし実際は、親御さんに邪険に扱われたり、感謝されないことも多くあります。それでも、イエス様がされたように愛すること、本気で心に留めることは簡単ではありませんでした。でも、毎日目にする子供たちの私たちを見る表情、私たちが福音を語る時に真剣に聞き入る姿を見るときに、やはりこの働きは続けられるべきであると強く感じました。

 

次回はいよいよ最終回です。

 

研修の種類や詳しい内容は、日本事務所にお問い合わせください。

TEL:03-3561-0174
Email:metro@mission.or.jp

新しい記事を受信