メトロ・ワールド・チャイルドNY本部の4ヶ月研修を受けて(2015秋) (その6)

2015年秋にアメリカのNY本部でインターンシップに参加されました田中純花様からのレポート―その6

今回は前号からの続きで、金曜日の昼以降の活動内容をお伝えします。

金曜日
午前11時 土曜日のためのセッティング
土曜日には礼拝堂いっぱいに子供たちが集まってきます。しかし教会は、普段は大人の礼拝のために使われているため、金曜日に教会学校のための飾り付けをしたり、音響を確認したりします。飾り付けは、毎回本当に大々的に行われます。大きな風船やおもちゃの棚、人形、看板、様々なもので部屋中を飾ります。

 

12時30分 道端教会学校

金曜日の午後も、トラックで出かけていき、各地で道端教会学校をします。21時ごろ帰宅しますが、帰宅後スタッフや、一部のインターンは土曜日のインドア教会学校のためのリハーサルをします。時には深夜0時頃までかかることもあります。

 

土曜日の活動
朝6時 起床し、デボーションをしたあと朝食を済ませて、身支度

8時  祈り会

教会に集まってその日1日のために祈ります。また、送迎バスやプログラムについての確認もします。

11時30分~12時30分 昼食

土曜日の教会学校 いよいよ教会でのインドア教会学校が始まります。
土曜日には9:45、13:15、17:00から全部で3回の教会学校があります。それに合わせて担当の地区の子供のためにバスでお迎え。

 

このバスが、(私と多くのインターンにとって)はじめは悪夢だと思うほどの苦痛でした。1台のバスに40~50人、多いときは100人!近くの子供たちですし詰め。子供の家の近所で何度も止まるバスで座っていることを想像してみてください。はじめは私自身に権威がなく、何を言っても自分の声さえ聞こえない、という状況の中で呆然と立ち尽くしていました。

でも、毎週バスに乗るうちに、私自身が子供たちの顔や名前を覚えはじめ、子供たちに愛情を持って接することが出来るようになり、悪夢だったバス送迎も子供たちと話したり歌ったり日本語を教えたりして楽しく過ごすことが出来るようになりました。バスキャプテンはバスに乗る子供たちのリストを持って祈り、私も覚えている子供たちの名前を挙げて祈るようになりました。最後の集会の後、子供たちを家まで送り届け、20時頃帰宅

 

次号は、アメリカ社会の実情や感想をお届けします。

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