メトロ・ワールド・チャイルドNY本部の4ヶ月研修を受けて(2015秋) (その5)

2015年秋にアメリカのNY本部でインターンシップに参加されました田中純花様からのレポート―その5

今回は前号からの続きで、木曜日以降の活動内容をお伝えします。

木曜日の活動
朝6時 起床し、デボーションをしたあと朝食を済ませて、身支度
 8時 レッスンミーティングと隔週でチームのメンバーと一緒に朝食

レッスンミーティングでは、それぞれが用意してきた次週分の説教の内容をチームリーダーやほかのメンバーの前で実際に説教をします。アドバイスや改善点などを聞いて次週の説教に備えます。

11時30分~12時30分 昼食

12時30分~18時00分頃 家庭訪問
メンバーによってそれぞれ曜日は違いますが、1週間に1~2回、自分の担当の地区で道端教会学校をする前日に家庭訪問をします。地下鉄に乗ってそれぞれの地区まで行き、学校の前で放課後にチラシを配ったり、子どもたちの住所のリスト(私はチームリーダーと地区をシェアしていましたが、A4用紙で49枚分ありました!)をもとに家庭訪問をします。1日で1人最低500枚のチラシを配ります。

訪問先では、チラシを渡すのと同時に、子どもたちや家族の近況を聞いたり、必要であれば一緒に祈ったり、里親の方からのプレゼントや食料、手紙を届けたりします。また、十代の中心的な子をWorker(教会学校での奉仕者)として訓練するためにバイブルスタディーもします。冬場は暗くなるのが早いので、女性の私は早く帰るように言われていましたが、男性の場合は遅くまで子どもたちを訪問します。

19~20時頃 帰宅

 

金曜日の活動

朝8時30分  スタッフミーティング
メトロの全てのスタッフが教会に集まり、全体ミーティングを行います。賛美と礼拝で始まり、それぞれの部署からの報告、祈りの要請、証しをします。その後、ビル・ウィルソン師をはじめとするリーダーたちのメッセージがあり、祈りで終わります。

このミーティングはスタッフが共通のビジョン、目的、テーマを握って進んでいくために重要な働きをしていました。またスタッフ自身がチャレンジを受け、鍛錬するきっかけにもなったと思います。

そしてぜひともご報告したいのが、このミーティングで本当によく出てきた話題がスポンサーの皆さんのこと、皆さんからのメッセージです。スタッフたちはメトロの働きが、支え、祈ってくださるスポンサーの力なしでは立ち行かないことをひしひしと感じています。子どもたちにはもちろん経済力はありませんし、子どもばかりが来る日曜学校の収入は当然無きに等しいからです。

また、スタッフも世界中からの祈りや働きを支えてくださる方々の声を聞いて本当に励まされ、力づけられています。私自身も、インターンをしていた時、メトロジャパンのスタッフからのメッセージを金曜日ミーティングの時に聞いて、涙が出るほどうれしかったのを覚えています。

次号もぜひご期待ください。  

研修の種類や詳しい内容は、日本事務所にお問い合わせください。

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