正念場のクリスマス(2021年11月)
子どもたちの希望を取り戻しましょう
あなたにメトロの今年最大の活動への参加をお願いできることをとても嬉しく思います! そう、今年は本当に正念場なのです。
もし今、あなたがメトロの活動の場であるニューヨーク界隈を私たちと一緒に歩けば、何かが以前と違うと感じることでしょう。子どもたちの表情は曇り、悲しげで、なんだか暗い雰囲気を感じるはずです。
ニューヨークでも、世界各地のメトロの拠点でも、コロナをはじめ様々な出来事が子どもたちに深刻な影響をもたらしました。子どもたちの生活はネヘミヤの時代のエルサレムの城壁のように破壊され、敵が侵入してうろついています。
コロナウイルスは今も第三世界の国々に大きな打撃を与えています。加えて、クーデターや地震、さらには先の見えない貧困、強烈な飢餓、手つかずの医療など、メトロは、支援している子どもたちや、まだ支援できていない子どもたちに対する緊急課題を多数抱えています。
今こそ再建の時です―ですから、皆さんの力をお借りしたいのです。
ケニアの子どもたちは、一年中「オペレーション・ホリデー・ホープ」を楽しみに待っています。特別なお菓子やプレゼントがもらえることを知っているからです。その贈り物はどれほど貴重なものでしょう…子どもたちにとって、それが唯一のクリスマスプレゼントなのですから。あなたは子どもたちに、人生を変える本物の神様の愛を、極めて具体的な形で示すことになるのです。
フィリピンの子どもたちは、もう1年半以上、家から出ていません。ご想像どおり、子どもたちの周囲に暗闇が広がっています。でも、クリスマスに食事のプレゼントがあれば、子どもたちばかりか家族全員が大きな喜びを覚えることでしょう。そんな機会がなければクリスマスが来たことにも気づけない人々なのです。
ハイチでは、メトロの施設は地震の被害を免れたものの、子どもたちは大きな心の痛み、落胆、さらには絶望感を覚えています。でもこの季節、あなたには、どんな混乱の中でも変わらぬ希望の主であるお方を子どもたちに伝える手助けができるのです。
ルーマニアでは、子どもたちに暖かいブーツと手編みの靴下を贈ります。ささやかなプレゼントですが、これで冬の厳しい寒さの中、親が泥だらけの道を通って子どもたちを学校に連れて行かずに済みます。神様の愛が形になるのです!
インドのメトロスタッフは、いつも身の危険を感じながらイエス様を伝えようと子どもたちの元へ向かいます。今年も大混乱の年でしたが、その中でも新しく教会学校を始めました。そこに集う子どもたちは、生まれて初めてクリスマスの本当の意味を聞くことになります。
*ハイチ・ルーマニア・インドは日本事務所の支援地区ではないため、普段のレポートでは皆様に状況をお伝えしていません。しかし、現地のメトロの働きは前進しています。
このような素晴らしい機会を与えてくださる神様を賛美するとともに、この今年最大の伝道活動であるオペレーション・ホリデー・ホープにご協力いただけるあなたに感謝しています。
今年のクリスマスは危機的状況です…世界中、どの地域でも。しかし力を合わせれば、私たちにはネヘミヤのような働きができるのです。
傷ついた子どもたちの希望と未来を再建することができるのです。再建を実現するために、ぜひともご協力いただきたく、引き続きご支援をよろしくお願いします。