ビル・ウィルソンより皆様へー新型コロナウィルスー

アメリカのメトロ・ワールド・チャイルド本部より、ビル・ウィルソン師から新型コロナウィルスにおけるメトロの活動報告のビデオです。
字幕の設定で日本語の字幕を見ることができます。
クリックすると、YouTubeページがひらきます。(動画は7分38秒)

 

 

 

 

 


こんにちは皆さん。
私は今 ニューヨーク ブルックリンのメトロ本部にいます。
朝から 外を見ていますが町は静まり返っています。
ご存じのように、今やニューヨークなど多くの町がロックダウン中です。
「ロックダウン」
もう お馴染みの言葉でしょう。

さて 多くの皆さんから問い合わせを いただいています。
「感染拡大の影響は?」
「現在の活動は?」
とりあえず、現状についてお伝えしておきます。
私は40年間 この町で活動してきて、大小様々あらゆる出来事を経験してきました。
皆さん ご存じでしょう。しかし 今回はちょっと違います。苦闘です。戦いです。
多くの人が その渦中にあり、今ご覧になっているあなたもご自身の問題を抱えているはずです。
あなた自身の戦いを、そんな今、私からあなたにお伝えしたいのです。
ニューヨークの現在と、ニューヨークだけでなく世界各地でのメトロの活動状況を。

メトロのプログラムは 中断していません。
ニューヨークだけでなく、世界各地の拠点でも活動は続いています。
これまでのやり方を変える必要はありましたので、ご覧になって「以前と違う」と思われるかもしれません。
しかし、私たちは確かにここにいます。チーム全員ここにいます。

これまで、大勢の子どもを集めて日曜学校を開催してきましたが、従来の形態では行えなくなりましたので、大幅な変更を 進めているところです。
個人的にも非常にワクワクします。
オンラインで みことばを語ったり、電話を通じて、また数人のグループで以前と同様、子どもたちに福音を伝えることはできます。
以前と方法は違いますが、新しい方法で子どもの家族とつながることもでき、必要なものを届けることもできます。
私たちが活動している世界の国々では、そういったものを行政が人々に提供できないことが多いのです。

コールセンターも 立ち上げました。メトロ本部が拠点です。
子どもたちも、その家族も、電話で相談することができます。
困ったことがあれば物質面、精神面、心理面と、その時々のニーズに応じていつでもスタッフはここで職住一体で年中無休の働きをしていますから。

皆さんに 知っていただきたいのです。
私たちは 大きな重荷を負っています。
大きな責務をスタッフ皆が負っています。
世界各地のスタッフそれぞれが、降参してしまう方がたやすいでしょう。
この恐れに、疑いに、ストレスに。
でも 私の言葉を 覚えているでしょう。
私たちの責任、私の責任、そして あなたたちの責任。
子どもたちと接し 福音を伝え続ける、この働きに対する我々の責任は感情には負けないのです。

2週間前、恒例のフィリピンツアーにグループを率いて行きました。
そのチームワークは 素晴らしいものです。
そこに 幼い女の子がいました。
腸が 体からはみ出て、ぶら下がったままでした。
胸が痛むでしょう。
その子をメトロが支えます。
あなたの思いを背負って。
我々は あなたの働き人です。

また、ケニアからは数日前に動画が送られてきました。
5,6歳の男の子が、日曜学校のトラックを追いかけて、必死で走ってくる映像です。
その子は、メトロが配る小さな小麦粉の袋が欲しかったのです。
スポンサーのいる子どもと家族に配られていた袋が。

3日前には 同志のパヴィン牧師から写真を何枚かいただきました。
彼らは、ネパールのカトマンズ北部で教会学校を併設する教会を、山の斜面に建設中なのです。
写真には レンガを運んでいるトラックが写っていましたが、山を登る道は 整備されていないので、
ボランティアと私たちの仲間が、新型コロナウィルス感染によるこの大混乱の中で手に手に レンガを持って山を登って行ったのです。
教会を建てるために、レンガを持って。
人々を キリストに導けるように。

皆さん、我々は、あなたの働き人です。
皆さんの代表として、世界中で 働いているのです。
この 厳しい状況下でも思い出します。
何年も前、お会いしたロバート・シュラ―師は苦難の渦中にありました。
しかし彼は、ご自分の執務室で私を見つめ、言われたのです。
「ビル、いいか。厳しい時代は、いつまでも続かない。だが、厳しさに耐えられる人は生き残る。」

その通りです。
特別な人でなくていい、辛抱強くあれば、変化を生み出せる。
辛抱強くあれば、戦い続けられる。
辛抱強くあれば、すべて 乗り越えられる。
敵が投げつけてくる、すべての障害を。

我々は あなたの働き人です。
皆さんの代表として、世界中で働いているのです。
そう言えると、私は思います。イエスの御名によって。

この画面の下に リンクがあります。
クリックしてご覧ください。
https://metroworldchild.jp/offering/(献金受付)

今の混乱が収束したら、私たちはすぐに動き出すからです。
今のうちに準備しなければ、今準備しているのは新たな教会学校のトラックです。
フィリピンのスタッフは、墓地での教会学校開催を目指して範囲を拡大中です。
そう、ご存じでしょう。マニラでは既に、墓地での教会学校を運営しています。
それとは別に、新たな墓地を見つけたのです。
子どもたちが そこで暮らしています。
遺骨に囲まれて。
必要がそこにもあるのです。

前回こうしてお話しした後、新たに開かれた扉があります。
ナイジェリアのラゴス。
このアフリカ大陸最大級の都市も、私たちの新たな活動の地です。

皆さん、あなたがいなければ何一つ起こり得なかった。
あなたがいなければ、メトロの日曜学校で毎週25万人の子どもに教えるような現在の働きは、とてもできませんでした。

そんな歴史に残るようなことは私たちは歴史の一部です。
ウィルスゆえではなく、主のゆえにです。
主が私たちを用いてなされたわざゆえに。
あなたの助けのお陰です。

パートナーシップの力、それが変化を生むのです。
そしてこの先、ウィルス流行が収束した後も、扉は開き続ける。
扉はまだ、私たちの前に開き続ける。
私は信じています。

前進しなければなりません。
準備を整え、いつでも動けるよう待機してなければなりません。
だから私たちは、いつも通り働きを進めているのです。

今後も最新情報を お伝えしていきます。
メトロのウェブサイトでご確認ください。
https://www.metroworldchild.org/covid19(英語)

最新情報を 写真や動画と共に、随時掲載していきます。
あなたに知っておいて欲しいのです。
私たちが どこにいるか。
働きの進捗状況や、スタッフがどうしているか。
ニューヨークに限らず世界各地の情報を。
力を合わせましょう。

このパンデミックを 乗り越えるためだけではありません。
その先の成果を 共に生み出していくために。
さらに さらに
さらに
神の栄光のために。
かつて見たことのないことを成し遂げるために。
それが 私の祈りです。
あなたたちすべてに対する祈りです。

身体に気をつけて。
健康を 維持してください。
お互いにいたわり合って、私たちのためにお祈りください。
私たちも祈っています。
またそれと同時に、私たちの準備が整い、必要な場所で待機できるように。
すべてが終わり、ゴーサインと同時に動けるように。
全力で、
そう 全力で。

開かれた扉に入って行くのです。
イエスの御名によって。

祝福を祈ります。祈ります。
またご連絡します。