ビル師からのメッセージ「主導権は誰にあるのか」(2020年10月)

今年は世界中の誰もが厳しさを体験する年となっています。ここニューヨークでも、感染症の拡大、都市封鎖、抗議行動、暴動、銃撃事件の増加などによって、多くの人々の生活がさらなる混乱に陥っています。こんな時、犠牲になるのは常に
子どもたちです。現在の社会の状況は子どもたちのせいではないのに、皆、この世の中で生きていくしかないのです。そんな子どもたちを導く愛の光を一人一人のうちで輝かせるのは私たち大人の務めです。
先月のある日、私はメトロ本部の近くの公園で子どもたちを集めて字の読み方を教えました。スタッフもやってきて一緒にゲームをしたりフォニックス(英語の綴りと発音学習のための教育方法)のカードを見せたりしてくれ、公園は多くの笑い声に包まれました(もちろんマスクをしたままです!)。その場にいた子どもたちの多くにとって、そんな風に誰かが自分たちのために楽しく勉強する時間を作ってくれるのは初めての経験だったので、その日は皆、特別な気分を味わっていました。続いて私は、失くした大事な指輪を探す王様の物語を読み聞かせた後、王の王なるお方が子どもたちの人生に入ってくださるよう、皆を救いの祈りに導きました。
特別なことではないかもしれません。しかし、皆で一緒に過ごした公園でのひとときは、キリストの愛が私たちを現実世界の混乱から解放して主の臨在の空間に導いてくださった時間のように思われました。それこそ、今の私たちにとって何よりも必要なことではないでしょうか。
A.W.トーザー師は言いました。「収拾不能な事態としか思えなくても、その背後には主権を明け渡すことのない神がおられる」。この真実を忘れないことです。ニュース番組を見るのをやめて、SNSへのアクセスをやめて、聖書を開きましょう、賛美の歌を歌いましょう。主の臨在に包まれて平安で満たされましょう。主のみ約束に信頼してください。「わたしは決してあなたを離れない」のです…今も、これからも、決して。

ビル・ウィルソン