ビル師デボーション講座 ”今日、その祈りが魂を作り変える”(2019年11月)

2019年11月 今月のデボーション

今日、その祈りが魂を作り変える

各地から講演に招かれますが、アメリカ国内ではどこへ行っても、飛行機を降りて最初にすることは決まっています。
レンタカーを借りるのです。もう長いこと、そして今でも、私は講演会場まで自ら運転して行くことにしています。
車の中で、穏やかな気持ちで目に入るものを眺める時間は貴重です。
特別なことではないように見えますが、その中でどんな学びを得られるかわかりません。
まして、クリスマスを前に大忙しのこの時期は、少し立ち止まって心を集中し、大事なこと-主の臨在-に焦点を合わせる必要があると思うのです。
そんな時間の中で、何年も前のある光景がよみがえってきました…

二つの島にかかった橋を車で通りかかった時、使い古した網をひたすら水面に投げている老人が見えました。私に気づきもしません。
サウスカロライナ州ではこのような光景をよく見かけます。
人々は、島と島の間の沼地でエビを獲っているのです。
網はそれ自体の重みでゆっくり沈んで行きます。
まるで水中のパラシュートのようです。
私は車の中から、その老人が網を引いてはまた投げるのを眺めていました。
夕食に十分な量のエビが獲れるようにと願いながら。
しかし、時にはエビが獲れないまま、瓶やホイールキャップ、靴や魚の死骸といったがらくたしか引っかからないこともあります。

網を打つ時、人は多くの収獲を期待します。
しかし意に反して、少ししか獲れなかったり、さらには想像もしなかったものが網に入っていたりすることがあるのです。

老人が網を打つのを眺めながら、私は「人が祈る姿勢に似ている」と思いました。
私たちは祈りをこの網のように扱うことが多いからです。
私たちは何かを得ようとして網を投げます。
この2019年という年を、そんな感覚でスタートさせた方もおられるのはないでしょうか。
もしあなたが、ご自分の祈りをすべて主に向けて投げるならば、あなたの2019年はまさにこの老人のようなものになるでしょう。
途中で思わぬがらくたを拾ってしまったかもしれません。
失望や失敗や…他にもあるかもしれません。

今日、あなたに知っておいていただきたいのは、「祈りは決して無駄にならない」ということです。
あなたにはその実感がないかもしれませんが、祈れば必ず何かが起こります。
祈りは確実にあなたを変えるのです。
祈るということは、あなたの霊性を引き上げる何かと接点を持つということです。
祈りは、瞬時に、なおかつ永続的に、あなたを変えるのです…あなたのコントロールを超えたところで。

大事な何かを確実に手に入れることのできる漁は、祈り以外にありません。
祈りは私たちとイエスとをより近く、より深く結びつけ、私たちの人生の質的変化を保証するものです。
まだわからないかもしれませんが、信じればよいのです。さあ、今です。網を打ってみましょう!

「あなたがたが信じて祈り求めるものなら、何でも与えられます。」―マタイの福音書第21章22節―

心をこめて
創立者・主任牧師

ビル・ウィルソン

 

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