ビル師からのメッセージ「過去を振り返り、将来に目を向ける」(2017年2月)

毎年、昨年の活動を振り返りつつ新たな1年を考える時、いつも心に浮かぶのがこのみことばです。
「私は、あなたがたのことを思うごとに私の神に感謝し、あなたがたすべてのために祈るごとに、いつも喜びをもって祈り、あなたがたが、最初の日から今日まで、福音を広めることにあずかって来たことを感謝しています。あなたがたのうちに良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が来るまでにそれを完成させてくださることを私は堅く信じているのです。」(ピリピ1:3-6)

この箇所が気に入っているのは、パウロが、宣教の手助けをした人々への感謝を込めて来し方を振り返りながら、同時に未完成のあらゆる働きに目を向けているからです。

パウロのメッセージは、過去と未来を同時に見据えたものであり、今の私も全く同じです。私たちの働きにとってあなたがどれほど重要な存在か、言い表すことはできません。子どもたちがイエスを知ることができるのも、あなたが「同志」として支えてくださるからです。いずれは刑務所行きか、もっと悲惨なことになっていたかもしれない子どもが、主に出会うことにより、イエス・キリストにしかできない方法で人生を変えられたのです。「子どもがイエスに出会う手助けをする」、メトロの働きのすべては、これに尽きます。

一方、主の再臨の日の時まで続けるべき課題も山積みです。疲れて立ち止まっている場合ではありません。
世界中で、子どもたちを取り囲む環境は悪化し、ギャングや、暴力、犯罪…あらゆる闇の力が、人生に希望を持てない幼い子どもを捕らえようと躍起になっています。

繰り返しますが、あなたという同志の支えがあったからこそ、何十万人という子どもがイエスを知ることができたのです。しかし、イエスを通してしか得られない本当の意味での希望が必要な子どもたちはまだまだ何百万人といます。

私は教会学校のバスの運転をやめることなく、たゆまず前進し続けます。どうかあなたも強くあってください。この新しい年、神様は私たちのために素晴らしいご計画をお持ちです。あなたにもそこに加わっていただきたいのです。2017年、さらに多くの子どもたちがイエスに出会うのを共に見ようではありませんか。これが私たちの期待することです。

心を込めて

ビル・ウィルソン