メトロ・ニューヨーク現地視察ツアー2016参加者のご感想(その2)

2016年11月10日~15日にかけて開催しましたメトロ・ニューヨークの現地視察ツアーにご参加くださった都丸道宣様からのレポートです。先月からの続きをお届けします。

一人が一人に出会うということ

金曜日、午前中にはスタッフ全員の大きなミーティングが催されます。賛美を持ってから、各部署からの報告がなされます。世界各地のネットワークの中で起こっていることがはつらつと報告され、主のなされた大きな業が感動と拍手をもって称えらます。その一部として、ニューヨークで二万人もの子どもに福音が宣べ伝えられている!という報告もなされるという感じです。お菓子を調達したり、支援の子どものプロフィールを作成したり、発送したり、そのスタッフのための食事を準備するスタッフもいたり、道端礼拝のプログラムを作ったり…。さまざまな働きがニューヨーク及び世界各地の子ども支援と福音伝道のために血管のように生き巡らされ、必要な栄養を送り合っているのです。


私たちは金曜日の礼拝のときまでには、道端での礼拝に数か所に参加させていただいていました。それは30人ほどの学校帰りの子どもをビニールシートのようなものに座らせて、冷たい風の中で行われているのでした。30人ほど集めての小さな礼拝は3-4人の20歳前後のスタッフでなされていました。

ゲームがあり、賛美があり、メッセージがあります。メッセージを語る一人の青年はそんなに表現力豊かなストーリーテラーではありませんでしたが、そのことが返って普通のクリスチャンが出来ることがすこーし集まるだけで大きな力になりうるという可能性を見ることが出来ました。

インターンは4か月という区切りで行われますから、チームに一人、拙い青年を見ることはいつでもあるでしょう。英語圏でない国から来る若者もいます。多くの奉仕への対応力を新しく来た青年に期待することは出来ないことです。そのような小さな礼拝を、私たちが見学したグループは1日のあいだに3か所で行うとのことでした。私たちは彼らの2度目の礼拝に参加していたのです。

小さな働きを繰り返すことで、ニューヨークのある一角に住む子どもたちにウケのいいパフォーマンスが身に付いていく。この勢いが平日、毎日のように町のどこかで続けられていく。これがベースにあるなら、世界中にこの働きは広がっていくことを夢見るのも普通のことだと言えてくるのです。2万人にも達するのは現実的だと感じられるのです。

小さな働きの繰り返し、その中で必要な弟子訓練も先輩と主から緻密になされていく。この想像を頭の中で構成して、徐々に神様の御国が地上に広がっていくのを感じながら、天からの喜びを私は頂きました。

金曜日の朝の気合入れのような報告会はビル先生のメッセージでピークを迎えます。ピークでもあり、一週間の働きのスタートとしての意味合いがあります。シンプルな構成のメッセージで新しい一歩を踏み出すチャレンジを投げかけるものでした。動機の部分を刺激するように、ご自身が12歳の時に捨てられ、平凡なクリスチャンに拾われた体験と、主に救われた感動とを重ねて証しします。

私は120人余りの働き人に、力が蓄えられるその音まで聞こえるような気がしました。ここから出ていくんだ。世界に出ていく。福音を告げ知らせるために、大きな希望を胸にそれぞれの賜物を十分に発揮しながら。福音を伝道するために出ていくための力を蓄えるために礼拝はある、という意識が私には欠けていたことを思わされました。

金曜日に十分に力を蓄えたのは、土曜日には大きな会堂でお祭り騒ぎのような礼拝が持たれるからです。平日は道端のさまざまな場所で礼拝しています。(ユーチューブでは200か所とスタッフが言っていました!!) その際集められた一人一人の住所を聞いておきます。

平日は彼らの家庭を訪問し、家庭の状況を見て支援の必要などを把握します。私はその同行も今回できるのかと期待したのですが、個人宅の訪問は色々繊細なところもあるでしょうか、かないませんでした。

平日に集まった子どもの連絡先は土曜日の礼拝のアポイントにも用いられます。電話で土曜日は礼拝来れるの?と土曜日のサンデースクールに来ると言う子の家のすぐ近くまで迎えに行き、教会に集めるのです。

次回もお楽しみに

新しい記事を受信