メトロからのメッセージ(2016年2月)「イエス様はすべてに勝る」

ほんの6歳の子が…!

今年のイースターが、幼い命を救う唯一のチャンスかもしれません。

メトロの教会学校送迎バスが停まってドアが開いた時、そこには明らかに様子がおかしいアリアンナの姿がありました。バスに乗り椅子に座ってもアリアンナは誰とも目を合わせたり話したりしようとしません。

メトロスタッフが様子を見に行って目撃したのは、小さなアリアンナの血まみれの腕でした。「どうしたの?」と聞いてもアリアンナは答えようとせず、教会学校に着いたアリアンナはすぐに救護室に運ばれました。
手当を始めようとしたスタッフは、その出血が噛み傷によるものだと気づきました。そして傷はそれだけではなく、似たような噛み跡がいくつもあったのです。「どうしたの?」スタッフがもう一度聞くとアリアンナは答えました…「死にたかったの」。
アリアンナはまだほんの6歳だったのに。

わずか6歳の子がなぜ自ら命を断とうとしたのか、その原因を探るのは胸が張り裂けるような思いでした。
メトロの子どもたちの中には、生きるための闘いを日々強いられている子が大勢います。肉体への暴力や言葉による虐待を受け、本来子どもが近づくべきでない物ごとや状況にさらされ…。貧しい暮らしで、ひもじい思いも日常茶飯事です。子どもたちは愛と思いやりを激しく求めています。より良い人生を生きるためには希望がどうしても必要です。何より大事なのは、この子たちの人生にイエス様をお迎えすることです。

主のお計らいにより、私たちはその日アリアンナと会うことができました。しかし、もし私たちに会わなければこの自殺志願の1年生の女の子はどうなっていたでしょう? 母親と一緒にクリスチャンカウンセリングを受けたアリアンナは、今では自分が神様にとって大事な存在であること、そしてメトロやあなたのような友人たちにとっても大事な存在であることを理解するようになりました。

アリアンナのような子どもたちは、公道での道ばた教会学校を続ける理由の一つに過ぎません。活動の裾野を広げ、一人でも多くの子どもたちの人生が変わり救われる機会を作るために、私たちは働きを続けているのです。私たちの活動のどれをとっても、あなたのご支援のお陰で展開できているのです。

このイースターの活動は、「自分の人生は袋小路で何の希望もない」と感じている子どもたちに福音を伝える絶好の機会です。ご支援を続けてくださることは、子どもたちの心に光と希望をもたらし素晴らしいことが起きるよう導く力となります! いつもありがとうございます。祝福がありますように。

不安の中でも平安を見出し、逆境にあっても強められ、困難に直面しても自信を失わない…さらに多くの子どもたちにそんな力を与えられるよう、メトロの教会学校をご支援ください。感謝しています。

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