日本事務所における里親制度
メトロの主催する教会学校に熱心に通って来る子どもの中からサポートの必要な子どもを選び、「Won-By-One(ウォン・バイ・ワン)」という里親支援プログラムに登録し、スポンサーを募ります。
子どもがサポートを受けられる条件は、メトロ主催の教会学校に熱心に通っていることです。
スポンサーになってくださった方には、子どものプロフィールと写真をお送りして、スタッフと一緒に、子どもたちの成長を心身ともにご支援していただきます。
毎年1回、子どもからの手紙や子どもの現在の写真をお送りします。
私たちメトロの働きはキリスト信仰を土台とし、熱心に教会学校に通って子どもたちがイエス・キリストの福音を信じること、それによって人生を根本的に変えられることを目指しています。そのためにスタッフは、愛情を注ぎ、昼夜を問わず関わりを持ち伝道しています。
しかし万一、教会学校に来なくなったり、他の地区に引っ越してメトロの教会学校に通えなくなった時は、里親支援プログラムから外されることになりますのでご了承ください。その場合は、どうか、ほかの熱心な子どものサポートに変更してご支援を継続してください。
対象地域
アメリカのニューヨーク、フィリピン、ケニア のスラム街
ご支援の具体的内容
ひとりの子どもにつき、毎月5,000円のご負担をいただきます。
そのうちの$33が日本事務所から現地へ送られ、子どもの支援(教会学校に通わせることや家庭訪問など)に活用され、残りは日本事務所の経費となります。
支援の対象年齢は以下の通りです。【2020年改訂】
アメリカ | 日本と同様に大学進学率や就職年齢の上昇にともない、21歳まで支援可能。 |
フィリピン | ワーカーとしてメトロの働きに関わる子どもは、就職するまで支援可能。 |
ケ ニ ア | 公立の学校内でメトロの活動をしてるため、子どもが学校に在学中は支援が可能。家庭の状況により、学校に通っている子どもの年齢はまちまちです。 |
皆様のご事情により、途中で支援を中断せざるを得ない場合は、日本事務所までご遠慮なくお申し出ください。
毎日、少しの時間でも子どもとその家族やスタッフのことを覚えてお祈りください。
また、年間を通じて行う支援キャンペーンにご参加いただくことで、子どもに必要な学用品や食品、プレゼントやキャンプの参加などをご支援いただけます。
手紙や誕生プレゼントを送ることで、サポートする子どもにイエス様の愛を直接伝えることができます。
それは、現地スタッフの働きの大きな助けとなります(手紙の英訳、和訳が必要な場合は、日本事務所にご依頼ください)。
現地に行って、直接ご子どもにお会いいただくこともできます。
支援している子どもから送られてくる手紙や写真
現地の状況
国によって状況は大変違いますが、大都会の中に驚く数の極貧者が生活しています。
その中で生まれた子どもたちには、教育はおろか、衣食住と安全の最低限の保証もありません。
しかし、私たちがどれほどがんばっても、世界中の貧困地区の子どもの状況を一気に変えることはできません。
ですから今、目の前にいるひとりの子どもにしっかりと向き合い、どのような中にあっても、イエス様を信じて前向きに愛をもって物事をとらえ、きちんと学校に通って勉強し、まじめに働くことのできる大人へ成長することの必要性を教えていきます。
それによって、子どもは確実に親の世代とは違う人生を歩み、世代を超える悪循環を断ち切ることができるのです。
そのためメトロでは、様々な場所で道端教会学校や、施設を借りての教会学校を開催し、毎週家庭訪問もして子どもたちに関わっています。
そして、ひとりでも多くの子どもたちが毎週教会学校に通って主を信じ、イエス様と共に歩む、自立したクリスチャンになることができるよう、スタッフが愛情を注いで手助けします。
アメリカ
子どもの家庭は貧しく、母親だけしかいない場合も多い上、その親が麻薬や犯罪に手を染めて、まともな子育てができない状態にあります。最近日本でも話題に上るようになった育児放棄や虐待は日常茶飯事で、銃による犯罪も多発する地区に住んでいます。
巨大な極貧地区に住んでいる子どもたちは、生まれてからずっとそのような大人しか目にすることがありません。子どものそばにあるのは、悪に繋がる道だけです。誰かが、子どもの行くべき正しい道を教えなくてはならないのです。皆様にも私たちと共にその役割を担っていただきたいのです。
貧しさにはいろいろな理由がありますが、移民で英語が自由に話せない、高等教育やきちんとしたしつけを受けていないためにまともな職に就くことができない、病気で職を失った、たくさんの子どもや親せきが一緒に住んでいて一人の収入ではやっていけない、十代で妊娠したシングルマザーなど。将来の日本の姿を見る気がします。
フィリピン
国内外で不評のごみの山を政府が強制撤去することで、生きる場所が奪われることもあります。マニラにある巨大なスラム街で、多くの子どもたちがごみの中で食物をあさりながら暮らしています。
政府は教育に力を入れていますが、学校に通うための交通費や教材費、制服や寄付金など様々な現金が必要となるため、子どもを学校に通わせることが困難です。
親は、食べることで精いっぱいで、子どもにも食べ物を探してほしい状態ですので、学校に行かせたくない親も多く、実際、初等教育中にたくさんの子どもが中退を余儀なくされています。
フィリピンのメトロでは、里親支援とは別に、1時間に1,000人分の食事を作ることができる移動給食車を導入し、極貧地区での給食も行っています。
ケニア
激しい内戦や国境地域の紛争により発生した、多数の孤児たちが国中にいます。国家財政は疲弊し、多くの人々が極貧状態にあります。紛争やテロその他、多数の問題を抱え、国自体が非常に貧しく、十分な施設を造ることができないため、孤児院はどこも満員状態。アフリカ最大のスラム街と呼ばれる地区もケニアにあります。
その地域で、メトロは政府の依頼も受けて学校内でメトロの日曜学校の活動をしています。政府は教育に力を入れ、学費は無料で、公表される就学率はとても高いのですが、実際には、学校に通うための交通費や給食費、教材費、制服や寄付金など様々な現金が必要となることや、労働力を奪われたくない親にとって子どもを学校に通わせることは困難です。
治安も悪く、多くの女の子はさらわれたり乱暴されたりしないよう、髪の毛を丸坊主にカットして、男の子と見分けがつかないようにしています。
食事をとることのできないこともしばしばで、空腹のため学校で倒れる子どももいます。ケニアのメトロで登録されている子どもは、基本的には学校に通っています。メトロのスポンサーがついた子どもは、学期中は学校で給食を食べることができ、1日1食は必ず食事が保証されます。
ご支援のお申込み方法
下の青色バナーをクリックすると、スポンサー申し込みのページに移動します。
必要事項をご入力のうえ、送信してください。
メトロ・ワールド・チャイルド・ジャパン
TEL: (03)3561-0174,
FAX: (089)925-1501,
e-mail: metrojapan@mission.or.jp