子どもたちには、土・日曜日にニューヨークのブルックリンの各地区やフィリピンの各地で開催される教会学校に参加することを勧めています。
現在、参加している子どもの総数は、アメリカだけで2万人以上、全世界で20万人以上になっています。
彼らに教会学校の参加を勧める理由は、想像を絶する過酷な状況の中では、単なる人間的な愛や思いやりによる支援では限界があるからです。
この子どもたちの両親は、離婚や死亡、貧困など様々な理由により、子育てを放棄したり、麻薬を常習し子どものための教育費まで使ってしまうこともあり、子どもを虐待し、時には死に至らしめることもあります。
そのような子どもたちの精神的な支えとなり、教育を受けられるように、どのような環境の中で育っても愛と思いやりをもった立派な大人に成長してもらいたいという思いで導き、相談に乗っています。
そして、愛をもって接してくれる人との出会いによって、親と同じことを繰り返さないよう、その悪循環を彼らの世代でとどめ、少しでも良い環境を作るために働きを進めています。
どのような状況の中でも、ご両親を愛し、人々を愛することのできる大人に成長してもらうためには、全ての罪を赦し、すべての人を愛することのできる、イエス・キリストの完全な愛を知ることが必要だと考えています。