メトロ・ワールド・チャイルドは、貧しく劣悪な生活環境の子どもたちのために活動しています。そこでは、子どもたちは、貧しく、いつも空腹で、虐げられ、未来への希望を持てない生活を余儀なくされています。

このような世界中の子どもたちに、私たちは物質面だけでなく、精神面においても援助を続けています。メトロの粘り強い愛情は、チャイルド・スポンサー(里親制度)というプロジェクトでも現わされています。

あなたが、チャイルド・スポンサー(里親)になると、その子どもを金銭的に援助するだけでなく、手紙や祈りを通して励ましたり、キリストの愛を示していくことができます。

 

スポンサーになる理由は?

チャイルド・スポンサーになると、あなたは、イエス・キリストがそうしてくださったように、その子どもと個人的な関係ができ、物質面だけでなく、精神面や愛情面でも支えていくことができます。

チャイルド・スポンサーの支援を受けたある女の子の例:

キャシーという女性は、メトロ・ワールド・チャイルドを通して、セイドという女の子を、何年もの間、スポンサーとして支援してきました。

セイドはストレスに満ちた崩壊した家庭で育ちましたが、今は、GED資格(アメリカの高校卒レベルを証明する資格)取得の勉強をしながら、UPS(アメリカの郵便局)で働き、メトロ・ワールド・チャイルドでインターンとしても働くようになりました。

彼女は、スポンサーからの励ましとメトロの支援プログラムを通して、神様に感謝しつつ豊かな人生を歩み始めています。

ある年のクリスマス休暇に、セイドは、スポンサーとして支援してくださったお礼をキャシーに伝えたいと思い、ノースカロライナ州のキャシーの家族に会いに行きました。

キャシーの家に滞在中に、セイドは教会のユース・グループで自分の経験を話し、更に、教会学校の成人クラスでも彼女のあかしの話をすることができました。

彼女の話を聞いた教会の人々は、不幸な子どもたちを助けるために働きたいという彼女の情熱を知って、皆、彼女が好きになりました。スポンサーの援助を受けて成長した彼女の経験を聞いて、なんと一度に十数人の教会員がスポンサーになりたいと申し出たのです。

なかでも、75歳になる高齢の女性は、奉仕訓練のために厳しいキャンプにも参加するという、熱い愛情を示されました!

このように、一人の子どものスポンサーを始めたことによって、キリストの愛を広げていくことにも繋がりました。スポンサーによってセイドの人生が変えられただけでなく、活動を知らされた周囲の人々によって、さらに多くの子どもたちが助けられていくのです。

子どものスポンサーになるということは、支援する子どもの将来への金銭的な投資だけに留まりません。メトロには、皆様のご支援によって成長し、メトロの奉仕訓練を受けた若いクリスチャンリーダーたちがたくさんいます。

彼らは奉仕のために進んで訓練を受けます。そして、訓練のあと、世界各地に送り出されていきます。こういうリーダーたちの働きを祈り支えることによって、苦難の中にいる次世代の子どもたちへの大きな投資につながっていくという側面もあるのです。

 

精神的サポートの大切さ

聖書を中心としたメトロ・ワールド・チャイルドの日曜学校プログラムに毎週参加する子どもの数は、世界中で20万人にも達しています。どんな子どもたちも日曜学校に参加できますが、特に、スポンサーから支援されている子どもたちは喜んで出席し、毎週の聖書メッセージを聞いて彼らの人生を変えようとしています。

あなたがスポンサーとなって支援するお金は、この日曜学校の運営に役立ち、あなたが支援する子どもや、キリストにある希望が必要な多くの子どもたちのために役立てられるのです。

 

子どもとの一対一の関係

スポンサーになると、あなたが支援する子どもに、定期的に手紙を出したり贈り物をしたり、さらに、訪問をすることもできます。お互いに交流することで、たとえ住む国が違っていても、あなたとあなたの支援する子どもとの間には力強い励まし合う関係ができます。この大切な一対一の関係によって、支援される子どもは、自分が愛され大切にされていることを知ります。

これらの関わりを通して、スポンサーが子どもの置かれている状況を知り、支援する子どもを祈りで支え、子どもの生活の中で生じる様々な必要にも祈りをもって応えていくことができます。

 

必要に応えること

メトロ・ワールド・チャイルドは、子供たちの毎日の生活に必要なものが満たされるように働いています。あなたがスポンサーになると、毎月の資金的な支援をするだけでなく、その子供が特に必要とするものを与えたり、人生を変えるほどの特別な機会を提供したり、素晴らしい贈り物をする機会を持つこともできます。

 

日本事務所におけるチャイルド・スポンサーシップ(里親制度)

貧しく、様々な犯罪が横行し、虐待されることもある厳しい環境の中で生きる子どもたちのスポンサーになっていただき、生活と教育を支援する里親支援制度です。
子どもたちにイエス・キリストの愛と希望を伝え、人生を良い方向に導くことを第一の目的としています。ご希望の方々に、サポートの必要な子どもをご紹介いたします。

 

対象地域

アメリカのニューヨークのスラム街とフィリピン、ケニア

現地のサポート内容

現地担当者が毎週子どもたちの家庭を訪問して生活状況を把握し、問題が生じれば解決するのを手助けします。
また、現地担当者は子どもたちがスポンサーの方に手紙を書くのを手伝います。
スポンサーの方からプレゼント用に送られた支援金で、現地担当者が子どもにプレゼントを買って渡すこともできます。

毎月の支援金は、教会学校に通う子どもたちを送迎するバスのガソリン代や食糧、衣料品など、子どもとその家族にサービスを提供し役に立つように用いられます。

支援している子どもから送られてくる手紙や写真

支援金額

子どもひとりにつき月々5,000円です。(2019年2月改定)
毎月の支援金のお支払い方法は、口座振替をお願いしています。
※5,000円の内、US$33がアメリカの本部に送金されます
残りの金額は日本からの送金手数料、アメリカとの通信費や郵送費、スポンサーの皆様にご案内を提供するための経費、ビル牧師が日本でセミナーを開催するための準備金などに使用いたします。

対象となる子ども

メトロ・ワールド・チャイルドの主催する教会学校に参加している子どもが対象となります。
対象年齢は以下の通りです。【2020年改訂】
アメリカ…日本と同様に大学進学率や就職年齢の上昇にともない、3歳から21歳まで支援可能。
フィリピン…ワーカーとしてメトロの働きに関わる子どもは、3歳から就職するまで支援可能。
ケ ニ ア…公立の学校内でメトロの活動をしてるため、子どもが学校に在学中は支援が可能。家庭の状況により、学校に通っている子どもの年齢はまちまちです。

お願い

メトロでは、教会学校にきちんと参加していることが、スポンサーを付ける条件になっています。
そのため、子どもがサポート可能な地域外に引っ越してしまったり、教会学校に来なくなったりすると、支援対象期間であっても、ご支援いただけなくなる場合がございますことをご了承ください。
その場合は、スポンサーの方にご連絡差し上げ、ご意向を伺いますので、どうかスポンサーをご継続いただき、他の子どもをご支援ください。
メトロには、熱心に教会学校に通いながら、助けを必要としてスポンサーを待ち望んでいる子どもたちがほかにも大勢いますので、ご支援をお願いいたします。