感謝祭を待ちわびて(2020年9月)
子どもたちが無力感と絶望感に襲われるこの時期、どうか神様の愛を見せてあげてください
人生の嵐というのは、どんな場合も極めて厳しいものです。しかしタラを襲った嵐はさらに、究極の孤独感をもたらすものでした。先天性の神経障害を抱えながら、タラは自分自身の障害と2人の息子の育児に並みならぬ奮闘を続けてきました。子どもたちにも同じ障害が遺伝していたからです。
子どもを深く愛していたタラは、自分の苦しみや悲しみを子どもには見せまいと努めていましたが、感謝祭のことを思うと、もうそれも限界でした。メトロのバスキャプテンは、ラブボックスを携えてタラを訪問したとき、タラの苦しみがどれほどのものだったかを初めて知りました。
ラブボックスはずっしり重かったので、タラは受け取りを子どもたちに任せ、キャプテンをドアの外に連れ出して尋ねました。「どうしてわかったんですか? 感謝祭用の食事が用意できないって。感謝祭のごちそうどころか、実際には普通の食事さえできるかどうかもわからなかったんです。」
キャプテンはタラを見つめ、そして言いました。「知りませんでしたよ。でも、神様はご存知だったんです。神様あなたをお忘れにならなかったんです。」
マタイの福音書6章31-32節には、こうあります。「そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。…あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。」
神様はタラ親子の状況をご存知でした。この日に必要なものをご存知でした。そして、この日に先立ってある人の心に働きかけ、ラブボックスの支援をしようという気持ちを起こさせたのです。この支援がタラ親子に届くことを神様はご存知でした。神様がその愛を形にしてくださったのです。
感謝祭は、もうすぐそこです。子どもたちに心と体の栄養を届けるために、どうかあなたからの恵みとご支援をご検討ください。
今、子どもたちを霊的に肉体的にも養うことのできる素晴らしいチャンスがあります。4200円で、たくさんの食べ物と七面鳥が入った箱を送ることができるのです。これだけあれば、空腹の家族が1週間食べていくのに充分です。
私たちが手にしているものは、全て神様からいただいたものです。そして私たちメトロと子どもたちにとっては、あなたもその一部です。タラの子どもたちと同じ境遇の子どもたちが大勢います。今年の感謝祭、どうかラブボックスにご協力ください。神様が私たちの必要をご存知であることを、自分を心から思いやってくれる人がいることを、感謝すべきことがあることを、より多くの子どもたちに伝えるために。
この言葉を何度耳にしたか知れません、「ビル先生、お腹すいた。」
どうか感謝祭にラブボックスを贈り、子どもたちに神様の愛を見せてあげてください。
感謝を込めて。
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