もう 恐れることはない(2020年4月)
キャンプ支援で 鎖を断ち切りましょう!
昨年、ケニアの子どもたちはキャンプを前にしてワクワクを抑えきれず、朝の5時に
「もう校門のところで待ってるよ!」
「早く迎えに来て!」
と、日曜学校のキャプテンに電話をしてきました。
そして始まったキャンプでは、皆、歌やダンスで大興奮、お腹いっぱい食事を楽しみ、みことばを聴く喜びの時を過ごしました。
日頃、子どもたちが様々な恐れを抱き、特に飢えへの恐怖と闘いながら生きているのを知っているスタッフにとって、子どもたちが神のことばに飢え渇いている様子を見られたのは、素晴らしい経験でした。
レイアンはずっと、ある悩みを抱えていました。
彼女が幼い頃、一家は戦争で荒廃したスーダンの家から避難する必要に迫られました。
彼女の人生最初の記憶は、ケニア北部のカクマ難民キャンプで過ごしたことです。
感謝なことに一家はその後、メトロが活動しているナクルに移り、そこでレイアンは学校に行くことができるようになりました。
それ以来メトロの里親制度で支援を受け、昨年はキャンプに参加することができました。
キャンプで、学びの時間の課題が「恐怖を克服する」だったことに驚いたレイアンは、ずっと恐れを抱きながら生きてきたことをメトロスタッフに打ち明けました。
すべてが悪い方向に行くのではないか、再び難民キャンプに戻らなければならない日がくるのではないか、という恐れです。
それを聞いたスタッフたちが祈ると、レイアンは、神がどれほど自分を愛してくださっているかを感じ、「神が自分のためのご計画を持っておられるのだから、恐れはすべて神に預ければいい」ということがわかったのでした!
そして家に帰る頃には、もはや恐れが彼女を支配することは決してないという確信がありました。
スポンサーの惜しみない支援のおかげで、キャンプで人生が永遠に変えられる子どもがまた一人生まれました。
サマーキャンプの重要性を、私はこれからも繰り返し伝えて行きます。
誰からも必要とされず、誰からも祈ってもらえない子どもだった私は、祭壇に進み、ひざまずいてこう言いました。
「イエス様、あなたが僕と共におられるのなら、僕は残りの人生をあなたのために生きて行きます。」
その瞬間が、すべての始まりでした。
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アメリカ&フィリピン サマーキャンプ2020詳細