-Prayer Network- 祈りの輪 (2016年8月)

神よ。私を救ってください。水が、私ののどにまで、はいって来ましたから。私は深い泥沼に沈み、足がかりもありません。私は大水の底に陥り奔流が私を押し流しています。私は呼ばわって疲れ果て、のどが渇き、私の目は、わが神を待ちわびて、衰え果てました。(詩篇69:1-3)

先週メトロのサマーキャンプに参加したある子どもの話です。

キャンプの中で子どもたちは、水が喉にまで入ってくるような嵐に遭った時はイエス様に大声で助けを求めよう、と学びました。そうすればイエス様は荒れた海を静めてくださる、と。そのために私たちは、ただイエス様をじっと見つめて、イエス様を自分という船、人生の船長にすればよいのだ、と皆で再確認しました。

今、祈っていただきたいのです。キャンプから帰ったその子を待っていたのはとてつもない大嵐でした。何も知らずにキャンプに行っている間に子どもの父親は殺害されていたのです。ニューヨークで私たちが活動している地区では殺人事件が日常茶飯事とは言え、こういった悲惨な事件に対して感覚が麻痺することなどありません。その都度、嵐に見舞われます。しかし、私たちが仕えている神様はおことば一つでどんな海でも静めることのできるお方です。

どうか共にお祈りください。衝撃的な死別に打ちのめされている子どもとその家族のために。大勢の子どもたちが、溺れまいともがいています…しかし、私たちが仕えている神様は水面を歩かれるお方です!

主があらしを静めると、波はないだ。(詩篇107:29)

地上での父親は亡くなりましたが、私たちの天の父はこれまでも、これからも、常に共にいてくださいます。主よ、あなたにしかできないことをしてくださりその両腕で彼らを抱きしめてください。
お祈りに感謝しています。あなたの存在は私たちの活動にとってかけがえのないものです。