メトロのスタッフたちからの声②(2021年6月)

私がニューヨークの食糧庫で働き始めた頃、ある若い女性が、明らかに酔った状態で私に近づいてきました。

ほんの数分の間彼女と話すと、彼女が悲惨な経験をしてきたことが分かりました。他のスタッフと私は、必要な治療を受けられるように、彼女を一番近い病院へと連れて行きました。そして聖霊様の促しによって、別れる前に彼女の電話番号を聞きました。

私はその後、何度か彼女と連絡を取ろうと試みましたが、スケジュールの関係と彼女の電話番号が変わったようで連絡が取れず、次第に私はもう連絡は取れないだろうと思い始めていました。

しかし先月の初め、彼女の方から連絡をくれ、会いたいと言ってくれたのです! 神様の助けにより、私は彼女にイエス様のこと、そしてどんな人生をも変えることができる神の愛を伝えたいと祈っていました。

私たちはその日、悔い改めの祈りをすることはできませんでしたが、彼女は別れ際に私に祈らせてくれました。そして聖霊様が明らかに彼女に触れてくださいました。どうぞ私と一緒に、ロゼラの救いのためにお祈りください。

私は、福音を語ること、キリストについて話すことが大好きです! それはいつも簡単なことではありませんが、私たちが神様の召しに生きる時(それが食事の準備をすること、フライトアテンダントとして働くこと、専業主婦として、また清掃員として働くことであろうと)神様に創造された通りに生きる時、私たちは本当に生きることができると信じています! そして私にとってそれは、神の言葉を語ることです。

この春、ニューヨークで道端教会学校を再開することができました!

もちろん徹底した感染症対策の元、ステージ以外ではマスクをつけ、何か配る時には手袋をつけ、ソーシャルディスタンスを守りながらですが、遂に私たちの場所に戻ることができました!


先週自分の担当地域を訪問していたときに、1人の母親が、今ニューヨークの路上では、夜、何が起きているのかを話してくれました。

コロナウイルスのパンデミックが起こった後、ギャング間の争いが激増し、そして今、気温が上がるにつれて彼らはまた外に出てくるようになりました。

「レベッカ、10代の子でさえ撃ち合っているのよ!」

彼女はさらに、10代の若者が銃を撃っている恐ろしい状況と、誰もその子どもたちに関わろうとしないので、怖いと言っていました。

この母親は、自分の子どもたちの目に触れないように、家の周りに転がっている薬きょうを集めて捨てていました。彼女は子どもたちが犯罪に巻き込まれないよう、あらゆる策を講じて子どもたちを守ろうとしています。

この夫婦はその地域で働いているため、引っ越すことは不可能です。私たちは、彼女と一緒に神様の守りを求めて祈りました。そしその後、彼女は言ってくれました。

「あなたはこの地域にたくさんの平和をもたらしてくれています! ここにいてくれてありがとう!」と。

私たちが「ここにいる」ということがいかに重要であるかを忘れてしまいがちです。

今、私がこの家族の状況について何かができるというわけではありませんが、それができる御方を私は知っています! それはイエス様です。そして確かにイエス様が、どんな状況でも変えることがおできになることを知っています。