離れた場所でも繋がっている(2021年11月)

スポンサーの皆様より、いつもお手紙やメールでメトロへの励ましのお言葉をいただきありがとうございます。フィリピンの男の子をサポートしていただいているK様より嬉しいお手紙をいただきましたので、ご紹介いたします。

~スポンサー K様より~

先日届いたレポートに、私がサポートしているジャスティン(仮名)君からのお礼状が入っていました。誕生日に贈った食料品が無事ジャスティン君に届けられたようで、嬉しいです。

『こんにちは!元気ですか? 何していますか? 僕たち家族は元気です。時々、教会のオンライン集会に参加してお祈りしています。いつもありがとう。この手紙をあなたに書けて嬉しいです。いつもあなたのことを“I love you”と思っています。これからもお手紙を書いてくださいね』。

私は英語が得意ではありませんが、彼からのお礼状には、こう書いてありました。嬉しくて、何度もお礼状を読み返しています。

2017年に彼のサポートを始めた頃、誕生日とクリスマスにプレゼントを贈った時に、「ありがとう。God bless you」という短い文章のお礼状が届きました。その時彼は7歳だったので、手紙の文章もあまり思いつかなかったのかな。プレゼントと一緒に写る彼の写真からも、クールでシャイな印象を受けました。

サポートを始めて2年ほど経った時に、初めて彼宛のクリスマスカードを日本事務所にお送りしました。100円ショップで買った車のシールも手紙と一緒に封筒の中に入れました。それから毎年、誕生日とクリスマスには必ず手紙を書くようにしています。

思い返せば、手紙を送るようになってから、彼からのお礼状には変化が起こりました。クリスマスを家族で過ごすのを楽しみにしていることや、プレゼントをもらって嬉しいこと、離れているけどスポンサーである私のために祈ってくれていること…。

いろいろなことをお礼状に書いてくれるようになり、年に数回のやりとりですが、スポンサーの私に親近感を持ってくれていることが文章から伝わってくるようになりました。

そして、時々お礼状に同封される彼の写真も、緊張した様子の無表情から、人懐っこく笑う表情に変わりました。以前届いたお礼状に「フィリピンで洪水が起こったけれど、僕の家族は無事です。神様が守ってくれました」と書いてあったときは、神様に感謝しました。

日本事務所の皆さんと現地スタッフの皆さんのお働きに感謝しています。なかなか経済的に余裕がなく誕生日とクリスマスのプレゼントが精一杯ですが、「ジャスティン君と一緒に私も頑張ろう!」という気持ちになります。これからも彼に手紙を書きたいと思いますので、よろしくお願いします。

2021年10月 K