METRO Kenyaを訪れて(2020年10月)
前月号に続き、日置様がメトロの働きに参加されたレポートをお届けします。今月より、ケニア編です。
僕は2019年8月末から12月まで、メトロ・ワールド・チャイルド・フィリピンでインターンシップをしていました。そして、インターンシップが終わった後も、旅を続けていました。
フィリピンを経った後、タイのバンコクで1週間休憩して、インドに旅立ちました。インドでは、メトロの教会学校とは関係なく、1か月間一人旅をしていました。そして、この旅の最終目的地であるアフリカ大陸へと出発しました。
旅を始めるときは、ケニアでメトロの働きに参加できるなんて夢にも思っていなかったのですが、不思議と神様が導いてくださいました。
アフリカにはずっと来たかったので、ワクワクしていた一方、ケニアのナイロビという場所は本当に危険なので、ずっとビクビクしていました。
でも、ケニアのスタッフの方々が良くしてくれたので、無事にナイロビから170キロ以上離れた、ナクルという都市にあるメトロ・ワールド・チャイルド・ケニアの事務所兼宿舎に到着しました。
ケニアのスタッフの様子は、フィリピンとはまた異なる雰囲気でしたが、みんな信仰に熱くされていて、奉仕に熱心でした。
ケニアには3週間滞在していました。僕は、ビジター兼ボランティアという形で、少しお手伝いをしながらメトロの働きに参加していました。
ケニアではフィリピンとは異なり、小学校に出向いて授業の合間や朝礼の時間に教会学校を行っていました。フィリピンとはやり方の違う部分もいくつかあって少し戸惑うところはありましたが、とても祝福された良い時でした。
ケニア人(のちに旅をしたタンザニアでも)は、ダンスが大好きで、何かにつけてダンスをします。音楽をかけると、歌より先に体が動いていて、日本人としては考えられない不思議な光景でした(笑)。
また、民族性も異なっていてとってもフレンドリーです。大きな声で話すし、笑うし、とても楽しい人たちです。スタッフも来てから間もない僕を温かくもてなしてくれました。
しかし、楽しい一面だけでなくて問題も多く抱えています。ケニアのメトロは、もともとメトロが始めたものではありませんでした。
日置様のレポートは、次号に続きます。ケニアの直面する環境や、ケニアメトロのスタッフについて、お伝えします。
お楽しみに。