子どもはあなたを必要としています(2020年5月)

新型コロナウィルスの影響―その後

先行き不透明な今、ご支援くださっている子どもの人生にとって、スポンサーのあなたは最も重要な存在の一人です。
子どもは希望と安定、そして物理的にも大きな助けと支援を受け取っています。子どもへの責任を持ってくださっているあなたに感謝申し上げます。
様々な変化や問題が一度に表面化しているこの時期に、子どもを支える活動に変わらぬご支援をくださり、ありがとうございます。
世界中で多様な規制や措置が行われていますが、あなたが支援されている子どもが暮らす国での里親支援活動や子ども自身を取り巻く状況について、最新情報をお届けします。

アメリカの最新情報

現在のニューヨークにおける「PAUSE」の制限が緩和されるまで、メトロの日曜学校の活動も臨時休校となっています。
※「一時停止」または「Policies to Assure Uniform Safety for Everyone=すべての人に一律の安全を保証するための政策」の意
それまでの間、メトロでは、従来と異なる形態で、YouTubeやインスタグラム等を用いて福音を伝えたり、日曜学校で行われるような礼拝や聖書の学び、聖句暗誦やゲーム、工作といった幅広いメニューを実行しています。
また、メトロ本部内にコールセンターも立ち上げました。支援のためのホットラインでもあり、子どもや家族が必要を感じる時はいつでも直接メトロと連絡をとれるようになっています。
日曜学校の責任者は、少なくとも週に一度、担当の子どもに電話や動画で連絡を取っています。
4月に始動した移動フードバンク(食料支援車)では、メトロの日曜学校に来ている子どもやその家族への食料配達も行っています。

フィリピンの最新情報

政府がロックダウン(都市封鎖)を解除するまで、通常のメトロの日曜学校の活動も臨時休校となっています。
活動が解禁になり次第、通常のプログラムで再開します。
それまでの間、メトロではできる限り子どもたちと連絡を取り、困窮している子どもたちの必要に応えるため、全力を尽くします。
現時点で最も必要となるのは食料品パックで、届ける手段が見つかり次第配送するようにしています。
学校が再開すると学用品セットや制服、その他の教育資金がすぐに必要となりますが、ほとんどの家族には余裕がないため、それらのご支援は依然として極めて重要です。
キャンプ計画は順調に進んでおり、7月から12月の期間のいずれかで実施する準備が整っています。

ケニアの最新情報

政府が学校を再開するまでは、学校で行うメトロの日曜学校の活動も臨時休校となっています。
政府から承認が得られれば、通常のプログラムを再開します。
その間、メトロでは、ご支援いただいている子どもとその家族への食料支援を進めています。
現状では配送にも制限がありますが、現時点で最も必要となるのは食料品パックで、ご注文に応じて届けるようにしています。
キャンプは、ロックダウン解除後の12月を予定しています。
これまで以上に重要な意味を持つキャンプとなります。