過去記事の掲載:ビル師からのメッセージ「”もっとも小さい者たちのひとりに”…今年も。」(2016年9月)

経済的な援助の必要や、もっと多くの教会学校を開設してほしいという要請を受けて、私は毎年各地を訪れ、働きの状況を確認したり現場のスタッフを励ましたり、さらには、なぜこの働きをしているのか、何をすべきかを、私自身が再認識したりしています。

私は、おそらく皆さんの想像を遥かに超える時間を、廃墟となった建物や戦争で荒廃した村々、墓地などで暮らす子どもたちを訪問することに費やしています。私たちをもっとも必要とする子どもたちが暮らす場所が、最悪の場所であることは純然たる事実です。フィリピンで最大規模の教会学校を開催しているのは、ビルの3~4階ほどの高さに相当する場所にあるスラム街ですが、そこは、うず高く積まれたごみでできた山の上です。そこに行くには、ごみに沈んで埋もれそうになりながら、かき分けて上って行かなければなりません。この教会学校に来ている子どもたちは、まさにここに住んでいて、ジミーもその一人です。

1歳になったばかりの頃、ジミーはアル中の父親に、文字通りごみのように投げ捨てられました。そこはブルドーザーの通り道で、もしごみに埋もれたジミーに誰も気づかなければジミーの身体はズタズタになってそのまま葬られていたことでしょう。しかし、家族を養うために、このごみ捨て場でごみを漁って再利用したり売ったりしていた女性が、ジミーを助け出しました。自分自身も何も持たない女性に、ジミーは救われたのです。

イザヤ書第41章10節にはこうあります。「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。」そのとおりです。主は私たちと共におられます。ニューヨークのスラム街で活動を始める時にも、ルーマニアのジプシーの村やマニラのごみ捨て場に行く時にも、神様は必ず私たちと共におられ、子どもたちに救いの手を差し伸べられるようにしてくださるのです。

あなたが続けてくださるご支援のお陰で、メトロは「もっとも小さい者たち」に救いの手を差し伸べる活動を継続していきます。子どもたちを救い続け、たとえ何があろうと神様はいつも共にいてくださることを伝え続けていくのです。

心を込めて

ビル・ウィルソン

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